チャリンコエステート
2013/03
豊島区の小学校

CIMG6494

JR目白駅から学習院大学を右手に、川村学園中高等学校の前

を目白通り沿いに歩くと「目白小学校」がある…はず…解体

されていました。少子化により廃校?いいえ、建替えです。

当校は公立ながら有名な「ブランド小学校」。

教育モデル校だかで、私立中学受験率がほぼ100%だそう。

当校校長を経て教育委員会の偉いさんに…という出世コース。

公然と「越境入学制度」もあり(抽選らしい)、学区内のマンションは住民票の転入出が激しい。

ちなみに建築計画によると、校長室とPTA室の面積は同じで、運営上の力関係が伺える。(・_・;)

ランチルームや多目的スペース、和室…と地域に配慮した計画多数で、どんだけうるさいエリアなんだ!?

CIMG6257

一方、豊島区最初の統廃合小学校「平和小学校」。

有楽町線千川駅近くにあったが、現在は豊島区西部区民事務所。

で、これも解体中。

豊島区行政は、柔軟な発想である象徴的な施設だった。

TVや映画の撮影に利用可能で、料金も格安だったらしい。

ちなみに、廃校~解体までに、1億円以上を稼いだらしい。

計画によると、「仮)西部地域複合施設」という行政の出張所的な機能から、図書館、体育館等々の

地域利用施設になるらしい。ただ、お知らせ看板には「博物館」と…いったい何のだろう?

ドット
2013/02
意外! マックってなかったんだ…

CIMG4044

恵比寿駅東口の目の前。旧三菱東京UFJ銀行があったところ。

マクドナルドが店舗を新築中。3階建てのようです。

しかも、設計はプランテック総合計画事務所。

サントリーの研修所やソニーシティ、玉川高島屋、Esola池袋

等々のBIGプロジェクトを創ってきた大手設計会社です。

どんだけ効率的なマクドナルドになるのでしょう。

設計物件を「作品とは言わない」社風で、クライアントの合理性を追求する稀少な設計事務所。

プレートを持ちながら、階段をすれ違えるかな?

ところで、土地は地元の老舗不動産業者「シノザキ」所有のはず…大和ハウス工業の施工という事は事業用定借+建築協力金方式?

それより、恵比寿にマクドナルドがなかったとは…気付かなかった…。まだまだビジネスチャンスってあるんだなぁ。

ドット
2013/02
ヒューリックが立退き?

CIMG5154

新宿7丁目の「ヒューリック新大久保ハイツ」。

元々は「富士銀行の家族寮」だったので、賃収的には低廉?

当社は、余剰容積の活用という建替え事業があるが、本物件

は建替えによる資産価値向上と言う大義の賃収UPが狙いか?

空室が目立ち、ほぼ立退き完了と思われる。

副都心線が開通し、社宅時代より土地の価値がUPしている。

当社の分譲は共同事業以外であまり見られないので、分譲ではなく建替えての賃貸資産でしょうね。

ドット
2013/02
六本木の商圏拡大に外資系貢献

CIMG5371

「メルセデス・ベンツコネクション」

移転先で先月オープンした。新居は外苑東通り沿いで南青山

方面に100m弱進んだところ。六本木というより、ほぼ乃木坂。

ミッドタウンとガソリンスタンドの交差点を超えると、以前は

目立つアンテナショップもイベント施設も無かった。

三陽商会のバーゲンセール会場くらいか…。

人の流れが変わりつつある。早くも恩恵は北側隣地の駐車場。休日昼間の満車率が高くなっていた。

 

 

CIMG5380

ところで、ベンツさんの従前のお住まいはどうなったのか?

解体していた…大規模な新築商業ビルが建つらしい。

と言うことは…地上げ完了?…すごい!遂に!?

そもそも、この一帯は南側の階段下までの約20棟を纏めよう

という壮大な計画でした。高名な地上げ屋さんにより進められ、

ベンツさんの旧店舗にはマンションやビルが4棟建っていました。

途中、リーマンショック等々で完成前に外資系ファンドに売られましたが、しっかり完了したようです。

開発主も当初メンバーなので、裏が纏まるまでの一時凌ぎでベンツさんに賃借していたのでしょうね。

円安も93円まで進行し、外資系投資ファンドによる投資が日本の不動産に向けられるでしょう。

でも、本物件のように、開発まで手掛ける「勇気と長期」スタンスを持った日本経済に貢献してくれる

外資系投資ファンドってほとんどいないんですよね。

ドット
プロフィール
ビアンキ
ビアンキ号
段差は難なくこなすが、上り坂は苦手。
雨の日、風の日はお休み。
ビアンキ号が停まっていたら・・・
数日後には提案される!?かも(^v^)
チャリンコエステートって?
「不動産は動かない。
だから、アンカーワークスが動きます。」

不動産は環境や街の変化に、順応し適応しないと劣化します。古くなって、その役目を終えた不動産も同じです。
アンカーワークスは、朝昼晩、平日も休日も、自転車で物件を、街を見て回ります。
車では、小さな変化や違和感には気付きません。
「潜在的な売却物件や有効活用物件を、街との調和で発見する」のが目的です。
不動産自身が発する疲弊感や危機感を、オーナーに伝え、対策を講じます。
建築のお知らせ看板も、街や人の流れを変えるNEWSです。出回っていない新鮮な情報と、NEWSの発見を適宜開示します。
カテゴリー
ビアンキは見た!

ホームページからのお問合せ 03-6804-2468