神田川沿いの桜が満開を迎えた。
例年、見物客でごった返す橋のたもと、満開の桜の陰に
そびえ立つ、いっこうに満室にならない新築マンション。
副都心線、山手線、東西線、西武新宿線に都電荒川線まで。
利便性も良いが、神田川の桜を南に見る閑静な住環境。
鹿島の免震マンション「桜プレイス」。長期間折込まれる
チラシを見ながら「何で売れないの?」と思っていたら…定期借地権分譲だった…。折込表紙面だけでは気付かない紙面構成も痛いが、そもそも、かなり価格乖離しているのでは?
定期借地権分譲の有名物件は「シティタワー品川」。品川駅徒歩10分・@110万円前後・70年定借で即日完売!
本物件は、高田馬場駅徒歩11分・@230~240万円で、50年定借…間に合わないから?解体準備金まで(-_-;)
このエリアはマンションデベには鬼門かも。北側小学校の横、住友不動産の「シティテラス目白」4年間くらい分譲していた気がする…。ちなみに本物件の南側の「ニューライフ西早稲田」もうかれこれ32年以上前の分譲担当者曰く「すっごい苦戦した記憶が…」だそうです…。
実需マンションは第三者的なプロの意見も参考にしてみては?
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神田川の桜に戻ると、盛大に咲き誇る大きな枝ぶりの桜とは、ちょっと違った主張を発見。幹の中腹から下の方で、一生懸命に咲こう、貢献しよう、頑張ろう、と小さな花の集落。大手寡占化傾向の不動産業界にあって、懸命に咲こうと頑張る企業を見つけた気がした。
外苑西通り沿い、西麻布のアマンド旧本社ビル。
1階は喫茶店舗で上は事務所だった。
昨年1月「KEY COFFEE」が株式会社アマンドを買収。
飲食物販事業を継承したことに伴って、不動産事業は旧経営
で行うことになっていたが、西麻布の不動産業者に売却したらしい。
今は、旧本社ビルは解体され、がれきが放置されたまま。
以前出ていたお知らせ看板では「店舗・事務所」の建築予定だったが…。1Rデベロッパーも用地不足の折、ひょっとして転売か?
こちらは、新宿御苑前駅からちょっと離れた、新宿4丁目。
アマンドの関係会社だった「アマンド食品」が所有していた。
こちらも今は、解体され更地に。
1Rマンション用地として、デベロッパーが購入した。
どちらも多額の抵当権が付いていた訳ではなく、次なるステップ
への資金としたのか?旧経営陣の次の展開が楽しみです。
蛇足ですが、西麻布の旧本社から20mほどの並びにある
「ラミちゃんカフェ」。1月にオープンとのこと。
言わずと知れたプロ野球DeNAのラミレス選手のお店。
オーナーは奥様で、プエルトリカン料理だそうです。
結構、高級感のある雰囲気です。
日米通算2000本安打を放ち、名球会的な実力のラミちゃん。人気者の飲食事業はどうかな?
老舗のアマンドと好対照で、楽しみですね。
段差は難なくこなすが、上り坂は苦手。
雨の日、風の日はお休み。
ビアンキ号が停まっていたら・・・
数日後には提案される!?かも(^v^)
だから、アンカーワークスが動きます。」
不動産は環境や街の変化に、順応し適応しないと劣化します。古くなって、その役目を終えた不動産も同じです。
アンカーワークスは、朝昼晩、平日も休日も、自転車で物件を、街を見て回ります。
車では、小さな変化や違和感には気付きません。
「潜在的な売却物件や有効活用物件を、街との調和で発見する」のが目的です。
不動産自身が発する疲弊感や危機感を、オーナーに伝え、対策を講じます。
建築のお知らせ看板も、街や人の流れを変えるNEWSです。出回っていない新鮮な情報と、NEWSの発見を適宜開示します。